5月下旬より、教育実習生として、38回生のサトウシズカさんが敬和学園に戻ってきました。シズカさんは、明治学院大学のジャズ研で修行中。Days Of Wine And Rosesのセッションで素敵なアドリブを聴かせてくれました。このシズカさん、在学中は吹奏楽はとても上手でしたがアドリブが苦手だったのです。それが、3年間の努力を経て、後輩にジャズピアノのコンピングを指導してくれたり、うーん、本当に感無量でした。将来は先生になりたいということでしたので、ぜひ敬和学園に戻って来てJazz Hornetsを継いで欲しいな!なんて夢想しています。この日は、実習中のシズカ先生を激励に、同じ38回生のナカジマユカリさんが訪ねてくれました。ユカリさんは現在、声優になるために勉強中とのことでした。
去る6月11日、敬和学園の学園祭、フェスティバルが行われました。ここにもJazz Horents OBがたくさん戻ってきました。41回生のホシミ、ハルカ、キエ。40回生のネギシくん。お会いできて嬉しかったです。このフェスティバル、敬和学園最大のイベントですが、今年は東日本大震災があり、実施するかしないか、丸一日かけて、3年生180人全員が自分の意見を学年全体の前で話し合い、各クラスでも話し合い、最後には全校生徒総会を開いてようやく実施を決定したという経緯があります。当日は、被災した方々の為の祈りや、We Are The Worldの合唱。地震の起こった11日には1分間の黙祷を行い、義援金もつのりました。余談ですが、敬和学園の生徒は被災地ボランティアにもう数回、数十名がでかけていますし、今月中旬のボランティアにも20名募集のところへ40名以上が応募してきています。しかもボランティア期間は学校が公欠になります。Jazz Hornetsも、これから被災地の方々元気になるように、心を込めて演奏して行きたいと思っています。
このフェスティバル準備のため、部活動は1ヶ月間停止状態でした。これから猛練習をして、夏のイベントに来て下さる方々の為に少しでも良い演奏ができるように頑張ります。
最後にもう一つ、40回生のOG、ムラタアカネさんは、現在ニュージーランドで音楽を勉強中ですが、なんとSonny Rollinsのコンサートに行って来たそうです。コンサート中、涙が止まらなかったとのこと。「ジャズをやっていて良かった!」というメールをいただきました。これも嬉しい便りでした。
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