2009年7月20日月曜日

ジャズストリートで演奏しました


 ジャズストリートが終わりました。私たちにとって4回目の夏のジャズストリートでした。
 五十嵐中学、敬和学園、新発田高校。それにことしは北越高校さんを加えて、Student Jazzはすっかりジャズストリートの定番となりました。ここまで学生ジャズを育てて下さった、新津五中のマツムラ先生、そして学生ジャズをいつも応援して下さる新潟市の白井さん、そしてジャズストリート実行委員のスワンさん、本当にありがとうございます。
 各校のカラーもはっきりしてきたようです。元気一杯、物おじしないはつらつとした演奏が持ち味の五十嵐中学。今年は特に素晴らしい演奏でしたよ!そして、ステージ構成が見事な新発田高校。プロドラマーのなお・さいとう先生のご指導で、サウンドが年々分厚くなっています。そこにクラッシックの気品を漂わせた北越高校が、顧問の先生の息子さんである、プロ・ジャズピアニストとの美しい競演を披露してくれました。
 わたしたちも、毎年意欲的な曲に挑戦しています。今年はBuddy RichのChannel 1 Suite。意欲的すぎてまだ未完成でしたが、挑戦を続けていきたいと思っています。
 一年生がMoanin'のアドリブを、ステージ初披露しました。アルビレックスの応援で経験済みとはいえ、音楽を聴きに来られたお客様の前では、初舞台。敬和学園Jazz Hornetsの新入生は、Moanin'で生まれて初めてのアドリブに挑戦するのが恒例となっており、いわばこれが通過儀礼なのです。
 これが前日の練習よりずっと良かったのです。五十嵐中学の若い力に触発されて、堂々と大きな音で初アドリブを経験することができました。「ソロは大きな音で吹けばいいんだよ」と言い続けてきましたが、中学生のものおじしない様子を見て、百聞は一見にしかず、理解したのでしょう。これからの成長をぜひ見守っていただきたいと思います。
 そして長沢先生との共演は素晴らしい体験でした。存在感が違いますね。この先生のアドリブの存在感も、わたしたちを大きく成長させてくれたと思います。長沢先生、本当にありがとうございました!
 夕方、Blue Noteさんの演奏を皆で鑑賞しました。
 やはり大人のジャズは違いますね!生徒たちは大感激でした。特に本物のビッグ・バンドを聴いたことがなかった一年生たちは大興奮。トランペット、トロンボーンのソロに酔い、ppとffの落差の大きさに感動。ffの音は、学生ジャズの方が大きいと思います。しかし、わたしたちはppを上手に吹けないので、ffが生きてこないのですね。いわば、チェンジアップを上手に使って速球を速く見せる技術がビッグバンドには必要不可欠と分かりました。
 しかし、学生バンドは学生バンドで、ひたすらに走り続けて頑張るのが魅力なのかな、とも思いました。変に大人びた演奏よりも、可愛げがあるのではないでしょうか。
 OBの35回生ヤマウチくん、31回生アダチさん、応援ありがとうございました。アダチさんには前日、ジュースの差し入れもしていただきました。いつも支えて下さってありがとう!それから、器楽部の創設者、ヤザキ先生も来て下さいました。その他、大勢の保護者の皆様、応援感謝いたします。
 これから夏休み。一年で一番うまくなる時期です。体力作り、音作り、練習にと全力で頑張ります。
 7月25日には、松浜商店街の夜市で演奏させていただきます。そして8月5日は長岡市立劇場で、コンクール。それまで毎日練習しています。どうぞこれからも応援をよろしくお願いします!
 そうそう、わたしたちJazz Hornets Tシャツを作りました。ホームページにあるロゴと同じものです。実は娘がデザインを勉強しており、Buddy Rich楽団のエンブレムを参考にデザインしてもらいました。色は敬和学園のスクールカラーであるエンジ。ジャズストリートでは、全員がこのJazz HornetsTシャツで演奏しました。(Tシャツ会社に原板が残っているので、OBでご希望の方はご用命ください)なかなかカッコいいでしょ?

2009年7月17日金曜日

養護学校訪問演奏&長沢先生のご指導


 去る15日、新潟市立養護学校を訪問し、演奏と交流をさせていただきました。
 生徒さん、先生方に大歓迎していただき、本当にありがとうございました。
 演奏した曲目は、コンクール曲でもあり、今年のJazz Hornetsのメインの曲、Buddy Rich 楽団のChannel 1 Suitと、崖の上のポニョでした。生徒の皆さんに大拍手をいただき、ポニョの演奏では楽しく踊っていただき、とてもうれしかったです。
 演奏後は、名刺交換、各学年に別れての交流。3年生は、今年で3回目の訪問となり、3年間同じ生徒さんと交流をさせていただいた、という部員もありました。養護学校の生徒さん達との交流は、私たちの演奏の質を高めてくれるのです。生徒さん達の優しさや、純粋さが、わたしたちの心を豊かにしてくれるからです。
 学校に戻ってからの放課後、長沢先生をお迎えして、ジャズストリートに向けて最後のご指導をいただきました。今年は先生をフィーチャーさせていただく曲が2曲あります。Things Ain't What They Used To Be, Misty の2曲です。ノリの良いブルースと、しっとりとしたバラード。この2曲を聴くためにだけでも、今年のジャズストリートは絶対お勧めです!みなさま、どうぞお越し下さい!
 練習とはいえ、先生の華麗なアドリブを間近に聴き、共演させていただく喜びは、無上のもの。わたしたちのオンボロプレハブ部室はこの日、35度を超えていましたが、それでも一瞬、天国のような場所に変わったのでした。
 いよいよ次の日曜日がジャズストリートです。私たちの出番は、お昼から。新潟市民プラザです。どうぞいらしてください。一生懸命練習した曲を9曲、ご用意してお待ちしております。ちなみに曲目は、
 Channel 1 Suit, Fancy Pants, Tall Cotton, Moanin', Things Ain't What They Used To Be, Misty, Hay Burner, C Jam Blues, Ya Gotta Try Harder...です。
 ということで、明日の土曜日は、ジャズストリートの最後の練習となります。OBとの交流の日ですが、差し入れかたがた遊びに来て下さい。現役の奮闘ぶりをご覧ください。また、Things Ain't What They Used To BeやC Jam Bluesは、OBバンドでも練習した曲ですので、ぜひご参加ください。練習は午後からとなります。
 写真は、養護学校で交流を終えた1年生。今年は18名の新入部員が与えられ、本当に感謝しています。(1名は当日欠席でしたので、写っているのは17名です)。そして、テナーの神様からオーラをいただくべく、部長、ムラタ(テナー)が、長沢先生と2ショットをしていただきました。
 それでは、ジャズストリートでお会いしましょう!

2009年7月5日日曜日

アルビレックス、勝ちました!

去る、6月28日に行われたアルビレックス対名古屋グランパスの試合前、カナル・ステージにて演奏を行いました。
 今回も大勢のお客様が足を止め、試合前のひと時、わたしたちのジャズを楽しんでくださいました。今回はアンコールの声もひときわ高く、うれしくたのしく演奏することができました。
 新入生たちはこの日、Moanin'で初アドリブを経験。お客様の温かい拍手に支えられて、生まれて初めてのソロアドリブを一人ずつ、一生懸命に演奏していました。これでようやくジャズホーネッツの一員としての通過儀礼を終えましたね。
 それから今回は、ミサキとリサがMCを務めました。やはり生徒のMCはお客様にも喜ばれます。つたないながらも、一生懸命のところが良いのですね。
 そんなこともあって、とても雰囲気の良い1時間を、本当に楽しく演奏でしました。お客様に感謝を申し上げます。
 肝心の試合の方ですが、この日も勝ちました!不敗神話は健在です。いままでわたしたちが応援の演奏をした日に、アルビレックスが負けたことがないのです!
 今週の木曜日にテストが終わり、いよいよジャズ・ストリート、コンクールに向けて最後の追い込みが始まります。8月1日から5日まで、学校内で合宿も予定しています。OBの皆さん、ぜひ応援に駆けつけてくださいね!

Jump for Joy 第38回新潟ジャズストリート演奏

 去る1月18日、新潟ジャズストリートにて、Jump for Joy第3回の演奏を行いました。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございます。  今回はリードアルトサックスに、吉田治さんをお迎えしました。  私の人生で、最も素晴らしい時間でした。こんな素晴らしい時を、愛...