9月23日、新潟市の古町がリニューアル。そのオープニングイベントで演奏いたしました。新潟市長のテープカット後、30分間演奏。2時間後に、別会場で30分の演奏をさせていただきました。たくさんのお客様に声援を送っていただき、とても楽しく演奏することができました。ありがとうございます!
演奏後、何人ものお客様から「良かったよ」「とても楽しそうに演奏していて、こちらも楽しくなりました」などと声をかけていただきました。喜んでいただけるということは、本当に嬉しいことですね!
ジャズサックスプレーヤーの長沢先生も聴いていて下さいました。「いや、素晴らしかったよ。今が旬なんじゃない?」と過分のお言葉。サックスのアンブッシュアを変えた話をさせていただくと、「そうそう。『オ』の口で『エ』って言うんだ。これを維持するのが難しいんだよ」とアドバイスもいただきました。
リニューアルの企画、実施をした市の職員の方からも声をかけていただきました。何とこの方は敬和の25回生(25期生)。「このイベントで母校の演奏が聴けて嬉しいです」とのこと。それから、4回生のジャズボーカリスト、山口さんからも声をかけていただきました。ぜひ今度は共演させて下さい!その他にも、コバヤシさん、ナカムラさん、スズキさん、保護者の方々も応援して下さいました。感謝です!
次のステージは10月15日。市民プラザで行われるNiigata New Port Jazz Festivalに出演させていただきます。素晴らしいプロの演奏者の皆さんが来られます。ぜひお越し下さい。
新潟市にあるキリスト教主義学校、敬和学園高等学校のビッグバンド、Jazz Hornetsと敬和学園大学Jazz Questの卒業生、そしてその指導者と講師で作った社会人ビッグバンド、Jump for Joy の活動を紹介するブログです。バンドのコンセプトは、デュークエリントンをリスペクトするアコースティックジャズバンド。キリスト教の精神である喜びと感謝の気持ちをもって、みなさまに幸せをお届けしたいと願っています。 God loves us. All of us. Everything he gives us is good for us. Happy times, sad moments, joy and sorrow, he gives them for our sake… even death. That’s the reason why we "Jump for Joy."
2011年9月24日土曜日
2011年9月21日水曜日
ステラジャムに参加し、High Technique賞を受賞しました
去る9月18日、山梨県で開催された、ステラジャムに参加しました。この学生ジャズフェスティバルは、プロの審査員の先生方が、リアルタイムでコメントを録音し、YouTubeにアップするというユニークな形態で知られているものです。昨年は、エンターテイメント賞をいただきましたが、今年は準グランプリにあたる、High Technique賞をいただきました。また、テナーサックスのショウコが、優秀ソリスト賞を。そして恥ずかしながらわたくしが、指揮者賞をいただきました。
演奏したのは、Channel 1 SuiteとWind Machine。魂を入れた演奏ができたと思います。それまで苦労して来た分、思いを込めることができました。聴いて下さった保護者の方からも、「何かが伝わる演奏でしたよ」と言っていただきました。演奏を終えた瞬間に、ほとんどの生徒が涙を浮かべていました。ステージには17人で上がりましたが、ステージに上がれなかった生徒たちも客席で涙を浮かべていました。それほど思いの深い演奏でした。わたしも演奏を終えて、本当に(手前味噌ですが)感動しました。「うまいバンドはたくさんあるが、良いバンドは少ない」とはデューク・エリントンの言葉ですが、うまい演奏というより、良い演奏ができたと思います。その夜、深夜まで、子供たちは今までのこと、部活への思いを語り合っていました。
今回の遠征は、合宿も兼ねていました。ステージに上がらない生徒たちも、合宿を頑張りました。特に、1年生が大きく成長しました。楽器と荷物の積み降ろし、運搬を、見事なチームワークでやりきりました。普段から、「周りを見て、自分が何をすれば良いのか考えて行動しよう」と呼びかけていましたが、中学を卒業したばかりの1年生にはなかなかそれができません。この合宿で、全員が周りを見て、自分がどう動けば良いか考えて、素晴らしい効率の良さで楽器運搬をすることができました。夜には自主的に1年生ミーティングを開き、お互いの向上を話し合っていました。最終日の昼食後、突然1年生の食卓から「ごちそうさまでした!」という声が響き、全員が立ち上がって食器を片付けたかと思うと、食堂を飛び出して楽器をバスに積み始めるではありませんか。上級生も教師も一切指示を出していないにもかかわらずです。そこには「成長したい!自分も人に感動を与える演奏ができるようになりたい!」という熱い思いが込められているように思いました。
学生の部活動には真摯さが一番大切だと思います。ジャズをするには、もっとリラックスして肩の力を抜かなければいけないのかもしれません。しかし、わたしはJazz Hornetsの子供たちの不器用なまでの真摯な姿勢が、音楽に魂を込めているのだなと、むしろ教えられた思いでした。高額の遠征費を出していただき、素晴らしい経験をさせて下さった保護者の皆様に感謝いたします。応援に来て下さったヤマモトさん、コバヤシさん、スズキさん、ナガイさん、ありがとうございました。それからOBのオオハラモトイくん、ありがとう!
演奏したのは、Channel 1 SuiteとWind Machine。魂を入れた演奏ができたと思います。それまで苦労して来た分、思いを込めることができました。聴いて下さった保護者の方からも、「何かが伝わる演奏でしたよ」と言っていただきました。演奏を終えた瞬間に、ほとんどの生徒が涙を浮かべていました。ステージには17人で上がりましたが、ステージに上がれなかった生徒たちも客席で涙を浮かべていました。それほど思いの深い演奏でした。わたしも演奏を終えて、本当に(手前味噌ですが)感動しました。「うまいバンドはたくさんあるが、良いバンドは少ない」とはデューク・エリントンの言葉ですが、うまい演奏というより、良い演奏ができたと思います。その夜、深夜まで、子供たちは今までのこと、部活への思いを語り合っていました。
今回の遠征は、合宿も兼ねていました。ステージに上がらない生徒たちも、合宿を頑張りました。特に、1年生が大きく成長しました。楽器と荷物の積み降ろし、運搬を、見事なチームワークでやりきりました。普段から、「周りを見て、自分が何をすれば良いのか考えて行動しよう」と呼びかけていましたが、中学を卒業したばかりの1年生にはなかなかそれができません。この合宿で、全員が周りを見て、自分がどう動けば良いか考えて、素晴らしい効率の良さで楽器運搬をすることができました。夜には自主的に1年生ミーティングを開き、お互いの向上を話し合っていました。最終日の昼食後、突然1年生の食卓から「ごちそうさまでした!」という声が響き、全員が立ち上がって食器を片付けたかと思うと、食堂を飛び出して楽器をバスに積み始めるではありませんか。上級生も教師も一切指示を出していないにもかかわらずです。そこには「成長したい!自分も人に感動を与える演奏ができるようになりたい!」という熱い思いが込められているように思いました。
学生の部活動には真摯さが一番大切だと思います。ジャズをするには、もっとリラックスして肩の力を抜かなければいけないのかもしれません。しかし、わたしはJazz Hornetsの子供たちの不器用なまでの真摯な姿勢が、音楽に魂を込めているのだなと、むしろ教えられた思いでした。高額の遠征費を出していただき、素晴らしい経験をさせて下さった保護者の皆様に感謝いたします。応援に来て下さったヤマモトさん、コバヤシさん、スズキさん、ナガイさん、ありがとうございました。それからOBのオオハラモトイくん、ありがとう!
2011年9月16日金曜日
新しいドラムセットを買いました!
新しいドラムセットを買いました。ヤマモトユウくんのご両親から、献金をいただき、ついにヤマハのオークカスタムを買いました。今まで使っていたドラムは、20年前に購入した、パールのロック用のものです。歴代のドラマー達が愛用して来たもので、この楽器を最初に使用したのは、現在ミュージシャンとして活躍している榊原大祐くん。39回生のニシムラくんもこの楽器が大好きで、「100万出しても買いたい!」と言っていたほどでした。器楽部がジャズを演奏するようになり、もう少しだけジャズよりのドラムの購入となりました。いままでお疲れさま!お世話になりました!これからの余生は、ヤマモト家に引き取られて、ユウくんの練習用のドラムとなる予定です。
ヤマモト家からの献金の中に、お母様からの手紙がありました。「ユウがいつもお借りしだいぶ消耗させてしまいましたね、心ばかりですが用いていただければ幸いです。」本当に感謝です!
わたしは早速バスドラムに白いマジックでJazz Hornetsと書きました。その下手くそな字を見て子供たちは、「ないわー!」と大ブーイング。「なくなったら悪いだろ」と言うと、やはり「ないわー!」持ち物には名前を書けと言われて育った昭和世代と、ものの豊かな時代に育った子供たちとのジェネレーションギャップですね。ドラムの内側には、黒マジックでdedicated by Yu Yamamotoと書かせていただきました。Kジルジャンのハイハットの裏面には「タツマとナオコ」と書かれています。30回生の部長副部長同士が結婚された記念に送られたものです。新潟県のStudent Jazzの大御所、新津第五中学の松村先生からは、トロンボーン2本と楽器ケース、マウスピースなどをいただいています。ほんとうに多くの人たちに支えられながら演奏活動が続けられることに感謝しています。
いよいよ明日、山梨県で開催されるステラジャムに出かけます。出演は明後日9月18日(土)です。二泊三日で、練習室付きの宿になります。夏にできなかった合宿と兼ね、練習と夜には花火などで親睦を図りたいと思っています。
ヤマモト家からの献金の中に、お母様からの手紙がありました。「ユウがいつもお借りしだいぶ消耗させてしまいましたね、心ばかりですが用いていただければ幸いです。」本当に感謝です!
わたしは早速バスドラムに白いマジックでJazz Hornetsと書きました。その下手くそな字を見て子供たちは、「ないわー!」と大ブーイング。「なくなったら悪いだろ」と言うと、やはり「ないわー!」持ち物には名前を書けと言われて育った昭和世代と、ものの豊かな時代に育った子供たちとのジェネレーションギャップですね。ドラムの内側には、黒マジックでdedicated by Yu Yamamotoと書かせていただきました。Kジルジャンのハイハットの裏面には「タツマとナオコ」と書かれています。30回生の部長副部長同士が結婚された記念に送られたものです。新潟県のStudent Jazzの大御所、新津第五中学の松村先生からは、トロンボーン2本と楽器ケース、マウスピースなどをいただいています。ほんとうに多くの人たちに支えられながら演奏活動が続けられることに感謝しています。
いよいよ明日、山梨県で開催されるステラジャムに出かけます。出演は明後日9月18日(土)です。二泊三日で、練習室付きの宿になります。夏にできなかった合宿と兼ね、練習と夜には花火などで親睦を図りたいと思っています。
2011年9月10日土曜日
河渡の里 夏祭り
去る9月4日(日)、老人ホーム河渡の里の夏祭りで演奏させていただきました。
河渡の里には敬和の卒業生が職員として働いており、昨年のクリスマスに続いてお呼びいただきました。クリスマスの時は、わたしたちの演奏後、歩行器を忘れて歩いて帰られたおじいさん、おばあさんもおられ大感激でしたが、今年も炎天下、わたしたちの演奏に声援を送って下さりたくさん元気をいただきました。ありがとうございました!生徒たちはおじいさんおばあさんの喜んでおられる姿を見て、自分にも役に立てることがあるのだ!ということが実感できて、幸せになれました。演奏後は焼きそばやジュース、フランクなどをごちそうになりました。感謝です!
河渡の里には敬和の卒業生が職員として働いており、昨年のクリスマスに続いてお呼びいただきました。クリスマスの時は、わたしたちの演奏後、歩行器を忘れて歩いて帰られたおじいさん、おばあさんもおられ大感激でしたが、今年も炎天下、わたしたちの演奏に声援を送って下さりたくさん元気をいただきました。ありがとうございました!生徒たちはおじいさんおばあさんの喜んでおられる姿を見て、自分にも役に立てることがあるのだ!ということが実感できて、幸せになれました。演奏後は焼きそばやジュース、フランクなどをごちそうになりました。感謝です!
2011年9月3日土曜日
アルビレックス対大宮 北区ジャズ祭り
去る24日、アルビレックスの応援演奏を行いました。3年生はこれが最後のアルビ応援演奏になりました。時折小雨の降るあいにくのお天気でしたが、3年生最後ということで、手前味噌ながら、気迫のこもった演奏ができたと思います。雨の中、最後まで声援を送って下さったサポーターの皆さんに感謝いたします。試合の結果は引き分けという微妙なもの。不敗神話は継続しましたが、やはり勝ちたかったですね。わたしたちの気合いがまだまだ足りなかったのだと反省しております。でも、3年生は入部以来、12回の演奏を行いましたが、一度も負けませんでした。自分たちの代で不敗神話を終わらせたら責任重大だな!と心配していたので安心したようでした。
さて、続く28日は、北区文化会館で行われた、北区ジャズ祭で演奏させていただきました。TWEさんや、ライズアップさんなど、先輩方と共演させていただけ、恐縮もし、また勉強にもなりました。やはり大人のビッグバンドは学生にない味わいがあり、17歳や18歳では絶対に出来ない演奏だな、と思わされました。特にライズアップさんは、マリン先生がコンマスをされているということで、スウィング感が素晴らしかったです。
大人のビッグバンドの中で学生が存在意義を見いだすとすれば、それはやはり練習量とひたむきさだと思います。(ジャズとひたむきさって、何か矛盾するようですが、やっぱり学生はひたむきでないと駄目だとわたしは思っているのです。)仮に「ひたむきさ」がスウィング感を損なったとしても、それでもひたむきでありたいと思っています。ジャズの中の高校野球とでもいいましょうか。そんな学生の演奏を聴いて、「おれももう少し真面目にジャズに向きあわにゃいかんと思いました」と言って下さったプロの方があり、とても感激したことがありました。今回も、たくさんのプロの演奏を聴いて来られた方から、「お疲れさん、感動しました」と言っていただけたことが、何より嬉しかったです。
さて、ここ数日、ジャズホーネッツは山梨県で今月開催される、ステラジャムの出演者を決めるオーディションを行っていました。去年は30名で演奏しましたが、今年はビッグバンドのサイズ17人でやりたいという3年生の要望に寄るものです。涙あり笑いあり。こんなに真剣に練習する子供たちは初めて見ました。先輩のパートを奪ってしまった後輩が、泣きながら先輩に謝り、先輩も泣きながらよくやったと健闘をたたえる姿もありました。うーん。やっぱり高校生は暑苦しい。
明日4日は河渡の里という老人ホームの夏祭りで演奏します。台風が近づいており、新潟はフェーン現象でものすごい暑さです。風も強いです。万全の準備をして最高の演奏をしたいと思っています。
さて、続く28日は、北区文化会館で行われた、北区ジャズ祭で演奏させていただきました。TWEさんや、ライズアップさんなど、先輩方と共演させていただけ、恐縮もし、また勉強にもなりました。やはり大人のビッグバンドは学生にない味わいがあり、17歳や18歳では絶対に出来ない演奏だな、と思わされました。特にライズアップさんは、マリン先生がコンマスをされているということで、スウィング感が素晴らしかったです。
大人のビッグバンドの中で学生が存在意義を見いだすとすれば、それはやはり練習量とひたむきさだと思います。(ジャズとひたむきさって、何か矛盾するようですが、やっぱり学生はひたむきでないと駄目だとわたしは思っているのです。)仮に「ひたむきさ」がスウィング感を損なったとしても、それでもひたむきでありたいと思っています。ジャズの中の高校野球とでもいいましょうか。そんな学生の演奏を聴いて、「おれももう少し真面目にジャズに向きあわにゃいかんと思いました」と言って下さったプロの方があり、とても感激したことがありました。今回も、たくさんのプロの演奏を聴いて来られた方から、「お疲れさん、感動しました」と言っていただけたことが、何より嬉しかったです。
さて、ここ数日、ジャズホーネッツは山梨県で今月開催される、ステラジャムの出演者を決めるオーディションを行っていました。去年は30名で演奏しましたが、今年はビッグバンドのサイズ17人でやりたいという3年生の要望に寄るものです。涙あり笑いあり。こんなに真剣に練習する子供たちは初めて見ました。先輩のパートを奪ってしまった後輩が、泣きながら先輩に謝り、先輩も泣きながらよくやったと健闘をたたえる姿もありました。うーん。やっぱり高校生は暑苦しい。
明日4日は河渡の里という老人ホームの夏祭りで演奏します。台風が近づいており、新潟はフェーン現象でものすごい暑さです。風も強いです。万全の準備をして最高の演奏をしたいと思っています。
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