2013年11月3日日曜日

太夫浜コンサートを行いました

去る、10月25日、敬和学園高等学校チャペルにて、わたしたちの定期演奏会、太夫浜コンサートを開催しました。420人のお客様にお越し頂き、大声援を送っていただきました。お越し頂いた皆さん、スタッフの生徒、特に雨の中駐車場整理を担当してくれた生徒のみなさん、ありがとうございます!
 このコンサートで、今まで一年間、部活動を引っ張って来てくれた、3年生、44回生が引退しました。
 この一年間は、被災地支援の演奏に代表されるように、演奏させていただけることへの感謝、聴いていただけることへの感謝、支えられていることへの感謝を実感した一年でもありました。
コンサート前、円陣を組んで気持ちを高めます。
 前日のリハーサル、最高に楽しい演奏ができました。「前日のリハーサルは自分たちが楽しむ為に演奏した。だから、本番はお客様に楽しんでいただけるように精一杯演奏しよう。ピッチやハーモニーなど、冷静な部分がなければお客様には楽しんでいただけないよ。」と心を合わせました。
3年生曲、2年生曲、1、2年生曲、1、3年生曲、2、3年生曲など、部員が50名を越えるため、曲によってメンバーを組み替えて演奏しました。1年生にとっては雲の上の存在である3年生。その3年生と一緒に演奏できるのは、緊張するとともに、とても嬉しいことでもあります。
 アンコール曲のBird Landだけは全員で演奏しました。50名のビッグバンド演奏。これはとても難しいのです。下手をするとぐちゃぐちゃになってしまいます。ところが、お客様の評判はこの曲が一番でした。全員が一つになれたね、と暖かい言葉をかけていただきました。

 引退した44回生の特徴は、何と言っても初心者が多かったことにあります。経験者は、すぐに上級生のレギュラーバンドに引っ張られ、部室に入りきれない初心者達は、雑草と一緒に部室の横の野原で練習していました。
 そんな雑草軍団と、ずっとレギュラーバンドにいた者達とが、3年生になって初めて一緒に演奏することになったのです。「何でこんなこと出来ないの!」とレギュラーだった子に言われ、苦しんだ初心者軍団。レギュラー軍団の子供たちのフラストレーションも高まりました。そうした意識の差を丁寧に埋めていったのが、3年生曲Minuanoへの取り組みでした。夏合宿、講師の先生とわたしに叱られて泣きながらミーティングをし、経験者の多い2年生バンドにあおられながら、必死に練習しましたね。経験者は決して初心者を見捨てずに根気強く指導しました。初心者は経験者の厳しい指導に必死で食いつきました。そして本番では見事に、3年生らしい深みのある演奏で、2年生を圧倒しました。

3年生を紹介します。
 サックス、ありさ、経験者、ソリスト、パートリーダー。たかなり、ひだの、初心者、最期にアドリブバトルをやりました。かゆら、初心者、副部長。
 トランペット、みやお、しま、ぽてと、しょうまい、だん。しょうまい以外全員初心者。それでもトランペット隊の迫力は歴代1位でしたよ。
 トロンボーンは経験者が唯一多かったパートです。あいこ、経験者、ソリスト、部長。ゆき、経験者、三条から毎日通いました。らんな、経験者、イベント連絡係。うたほ、経験者、高音担当。みゆ、初心者、癒し系。りか子、初心者、一番努力しました。
 リズムセクション、陸、初心者、副部長、ソリスト。しゅん、初心者、リズムギター命。ササガワ、ヤマハで修行して立派なドラマーに成長、今はリア充。
 以上18名。
 ここまで支えていただいたお客様、先生方、講師の外山さん(前日まで電話でコンディション調整のアドバイスを下さいました)、保護者の皆様、ありがとうございます。18名は人間的にも大きく成長し、無事に引退することができました。最期に演奏したMinuanoに全てが現れていたと思います。感謝です!
 引退した3年生は、これから卒業までの半年間、OBとして、1年生の指導に当たってくれます。

 コンサート後、OB会を実施しました。43回生が中心に集まり、楽しいひとときを過ごしました。43回生は、卒業後も多くのメンバーが音楽を続けています。慶応のライトに二人、関西学院に一人、法政に一人、いわゆる学バンの世界の情報交換をしました。

 翌日は引退式。5時間半、ぶっ続けで引退の思いを分かち合いました。人の話を黙って5時間半聞けるのも、語れるのも、それだけ中身の濃い3年間を過ごして来たからです。
 引退式後、新部長副部長の選挙が行われました。45回生バンドを率いるのは、トランペットのユウカ。副部長は、タカコとリョウマ。45回生バンドは44回生バンドとは逆に経験者の多いバンドです。それはそれできっと波乱が待ち受けているものなのです。そんな波乱と困難を乗り越えてこそ、音楽的成長と人間的成長が遂げられる。それがJazz Hornetsの伝統です。
 これからも応援をよろしくお願いします!