2018年9月11日火曜日

ステラジャムに参加し、自由曲部門で優勝しました。


 去る9月8日、山梨県河口湖で行われた、国際ジュニアジャズオーケストラフェスティバル(ステラジャム)に参加しました。
 わたしたちは、自由曲としてDuke Ellington "Happy Go Lucky Local",  吉田治"Snakes"を、そして課題曲"As Always"を演奏し、

 昨年から最も得点の伸びた団体に与えられる、ポイントアップ賞。
 参加団体のトップスリーに与えられる、ステラジャムノミニー3賞。
 吉岡愛実が、ベストミセレニアスソロイスト賞(ベストベーシスト賞)を受賞しました。
 そして、自由曲部門で優勝しました!(Unique Selection Champion)

 これまで応援して下さった皆様、指導者の方々に感謝いたします。特に、トランペッターの外山昭彦さん、サックス奏者・アレンジャーの吉田治さん、そして音楽プロデューサー・リズムセクション指導者の宮澤裕行さんには深くお礼を申し上げます。

 このたびの大会で、特に嬉しいことが三つありました。
 それは、ステラジャムが「生音」による演奏に変わったこと。わたしたちは、常々、アコースティックサウンドを追及してまいりましたので、審査員の先生方が生音の良さをご理解くださったことに感謝いたします。生音は、美しい倍音、人間の息吹が直接伝わる素晴らしいスタイルです。当然、往年のビッグバンドは全て生音でした。AIやロボット、バーチャルリアリティーの時代になればなるほど、「人間ならでは」のものこそ感動を与えられると信じています。
 そしてもう一つは、エリントンが評価されたことです。アメリカでは、ウィントン・マルサリスが、リンカーン・センター・ジャズ・オーケストラとともに、エリントンの再評価を積極的に行っています。学生の大会もあります。(ちなみにこの大会も生音で演奏するのが基本です。)わたしたちは、新潟地震のさい、多額の献金を下さり、新潟の名誉市民でもあるエリントンをレスペクトして、その作品を多く演奏してきました。しかしながら、日本の学生団体は、ベイシーは多く取り上げますが、エリントンを演奏するバンドはほとんどありません。姉妹バンドの敬和学園大学ジャズクエストも、今年山野ビッグバンドコンテストに、新潟から初出場し、エリントンを演奏しました。そこで、角田健一先生から、「ベイシーバンドは多い中、エリントンを中心にしているのは京大のみ。敬和大学もエリントンの魅力を世に広めて下さい」と激励していただきました。新潟から、名誉市民であるエリントンをどんどん発信し、その深く豊かな音楽と、被災地支援のボランティアスピリットを、後世に伝える使命を、微力ながら果たしてゆきたいと願っております。
 最後は、わたしたちを日頃指導してくださっている、吉田治さんの曲"Snakes"によって、自由曲部門で優勝できたことです。一昨年のグランプリは、課題曲部門では優勝しましたが、同じ吉田治さんの曲"Do It"を演奏した自由曲部門では優勝できませんでした。とうとう日頃のご恩返しができたと感激しております。それぞれの学校が自信の作品を演奏するこの部門での優勝は、とりわけ嬉しいものでした。
 わたくしごとですが、13年間ジャズホーネッツを率いてまいりました、わたくし辻元は、今年度で引退いたします。その最後の年に、「感謝の気持ちを忘れずに、いつも全力で演奏する、エリントンをレスペクトする、アコースティックジャズバンド」のコンセプトのもと、大学生が山野ビッグバンドコンテストに初出場し、高校生も自由曲部門で優勝することができ、指導者としてこれに勝る喜びはありません。これからは40回生の部長だった村田茜が指導いたします。変わらぬ応援をよろしくお願いします。
 末筆ながら、大会に駆けつけてくださった、外山さん、宮澤さん。そしてOBのヨシュア、石川、大野、保護者のみなさま、ありがとうございました!

参加生徒:31名


 翌、9日は、富士急ハイランドで演奏いたしました。ハイランドに、ビッグバンドサウンドが流れる、よき日となりました。
 素晴らしい演奏ばかりでしたが、特に、課題曲部門で優勝した室蘭市立翔陽中学校ジャズバンド部の演奏が素晴らしかったです。地震の直後、地元のみなさんの期待と応援をうけてはるばる来てくれました。中学生とは思えないパワフルで楽しい演奏から、たくさん学ばせていただきました。

参加生徒:31名

2018年9月5日水曜日

客船 飛鳥II のお見送り演奏をしました。


9月1日(土)、新潟港山ノ下埠頭にて、客船飛鳥 IIのお見送り演奏をしました。
青森三日間の旅のお客さんが、大勢デッキに出て、五色のテープが風に舞い、船出は良いものだなとしみじみ思いました。
わたしたちも、ボン・ボヤージの思いを込めて、「アメリカ南部ローカル線の旅」をモチーフにした、エリントンの Happy Go Lucky Local を演奏しました。汽笛の音と曲がマッチして演奏するわたしたちも思わず笑顔になりました。

参加生徒:19名