2019年10月10日木曜日

敬和学園大学 Jazz Quest 第三回定期演奏会のお知らせ。

敬和学園大学 Jazz Quest が第三回の定期演奏会を行います。新発田の法華寺本堂をお借りしての、雰囲気のあるコンサートになります。キリスト教と仏教のコラボ。素敵なスピリチュアルなコンサートになるでしょう。敬和学園高校 Jazz Hornetsも出演いたします。どうぞみなさまお越しください。


2019年9月19日木曜日

2019 敬和学園高校ステラジャム演奏

課題曲部門優勝、自由曲部門優勝、総合チャンピオンに輝いた演奏です。
まずは、ゴードン・グッドウインのRace to the Bridge.


次に、課題曲、Mixed Message


最後に、わたしたちがリスペクトする新潟の国際親善名誉市民、Duke Ellingtonの"Jump for Joy"、社会人バンドJump for Joyは、この曲から名前をいただきました。


来たる10月25日、敬和学園高校チャペルにて、Jazz Hornetsの定期演奏会「太夫浜コンサート」が開催されます。社会人バンドJump for Joyも、外山昭彦さん、日比野則彦さん、マーク・マリンさんをお迎えして、2曲演奏いたします。曲目は、Wind MachineとIt Don't Mean A Thing。ぜひお越しください。

2019年9月9日月曜日

2019年夏 (山野、ステラジャムなど)

 Jump for Joyは、「新潟の国際親善名誉市民Duke Ellingtonをリスペクトする、敬和学園高校、大学、新潟ジュニアジャズオーケストラOB OG 指導者からなるビッグバンド」ですが、今年の夏、嬉しいことが二つありました。
 まず、敬和学園大学Jazz Questが、出場2回目となる山野ビッグバンドジャズコンテストで、 Ellingtonのナンバーを3曲演奏し、20位になり、来年度のシード権を獲得しました。学生数700名の小規模大学にとっては快挙と言っても過言ではありません。この中の多くのメンバーがJump for Joyのメンバーでもあります。
 

 それから、今度は敬和学園高校Jazz Hornetsが、9月に行われた国際ジャズオーケストラフェスティバル(ステラジャム )において、自由曲部門、課題曲部門において優勝し、総合チャンピオンになりました。アルトサックス野間りさ、ボーカル田中ひなたが優秀ソリストに選ばれました。この二人もJump for Joyのメンバーです。(高校からは、パートリーダーたちがJump for Joyで一緒に演奏しながら、勉強しています。)この大会で優勝し、マクドナルドのハンバーガー一年分をいただきました。(笑)


 2月のJazz Questアメリカツアーにおける、サンヨアキン・ジャズフェスティバル優勝から良いことが続きました。

 全てに共通するのが、わたしたちのDuke Ellingtonへの愛と尊敬が深く人々の心に届いた、ということです。Ellingtonが新潟地震の際に示した博愛精神。そして彼のスゥイングする音楽。どちらも、今の時代に必要とされていると感じました。コンテンポラリージャズが全盛の今日、スゥイングジャズがとても新鮮に響くのです。Ellingtonの言葉、「スゥイングしなけりゃ意味がない。」まさに本当のことだと思います。「スゥイングこそジャズの原点なり」ということを改めて感じました。
 そしてEllingtonの愛の精神。これは新潟地震だけに限らず、音楽全てに通底しています。今回高校生が、わたしたちのバンド名でもある"Jump for Joy"を演奏し、審査員の方が涙を流されました。"Jump for Joy"は、奴隷解放の場面を描いたミュージカルです。「奴隷にとって解放は死しかなかった。それなのに、これほど明るい音楽。どんな境遇でも神の愛を信じ、喜ぶ。これがジャズの精神ではないか」というMCの言葉が聴衆の皆さんの心に届きました。いずれ、Youtubeで映像が公開されます。ぜひご覧ください。わたくしも感動し、涙があふれました。

 わたしたちにスゥイングの本質を徹底的に指導して下さったのが、トランペッター外山昭彦さん、サックス奏者アレンジャー吉田治さん、そしてリズムセクション指導者ICU,
MMS OBの宮澤裕行さんです。この三方は、コンテストに勝つためのテクニックではなく、スゥイングの本質を叩き込んで下さいました。音楽の基礎も叩き込んでくださいました。コード理論、12キーの和音とスケール、純正律、クラッシックのエチュードを使った妥協のない基礎練習、アフリカのポリリズムから説き起こすリズム理論と実践。こうした「本物」の教えがあればこそ、今のわたしたちの音楽があります。そして何より、「音楽、ジャズという果てしないものに挑む者の姿勢」を教えて下さいました。「自分をいつわらず、真摯に向き合い、常に全力で探求すること。一緒に演奏する仲間をリスペクトすること。」何よりお三方がその姿勢でわたしたちに臨まれました。短期的な結果を出すための教えではなく、一生音楽、ジャズを探求するために必要なことがらを一から教えていただきました。仮に音楽を離れることがあっても、ここで学んだことが将来生きると確信しています。三人の指導者の方々に心から感謝いたします。これほどの方達が、新潟の高校生に真剣に向き合っていただけるのは、子供達の努力を惜しまぬ、ピュアで真摯な姿勢があればこそ。これを決して失わないようにしなければならないと思っています。

 Jump for Joyは、外山昭彦さんにMark Marin さん、日比野則彦さんを迎えたスペシャルバンドですが、大学生、高校生も多数参加しています。指導だけでなく、実際にプロフェッショナルの方々と演奏する場所であり、そこから本当にたくさんのことが学べ、彼らの成長と飛躍に大きな役割を果たせたと感じています。

 さて、来たる10月25日(金)に、高校の定期演奏会「太夫浜コンサート」が高校チャペルにて行われます。ここで、Jump for Joyも、高校生のグランプリを受賞した素晴らしい曲に合わせて、2曲演奏させていただきます。入場無料です。どうぞお運び下さい。

 そして最後になりますが、なんと、来年1月18日の新潟ジャズストリート、吉田治さんがリードアルトで友情出演していただける予定です。(多忙な方なので、サザンのツアーなど、特別なイベントが入る可能性もありますが。)またお目にかかれるのを楽しみにしております。




2019年7月28日日曜日

ジャズストリートで演奏しました

 去る7月13日、ジャズストリートで演奏しました。
 このたびは、Duke Ellington の "Tattooed Bride"という12分におよぶ大曲を、おそらく日本で初演いたしました。
 また吉田治さん作曲の "Do It!"も演奏しました。非常に難しい曲ですが、大人らしい味わいのある曲ばかりでなく、若者にも負けないようにVery Fastも演奏したいと思って選曲いたしました。
 大勢のお客様にお越しいただきました。盛大なアンコールの拍手も感激いたしました。ありがとうございます!
 少しでも皆様が幸せになれるように、常に精進し、全力で演奏いたします。
 また、来年1月のジャズストリートでお目にかかりましょう!


 写真は、わたしたちの歌姫、ちありナックさん。前回はインフルエンザで欠場、ついに念願のステージで、Jump for Joy, Don't Get Around Much Anymore, I'm Beginning to See The Light, を熱唱してくれました。
 リードトランペットの、外山昭彦さん、ミュージックディレクターの、マーク・マリンさん、トップアマチュアとして活躍中の鈴木雄太郎くん、すばらしい演奏をありがとうございました。
 その他にも、東京から大村くん、西川桃子ちゃんも参加。
 年に2回、懐かしく親しい人たちと一緒に演奏できる幸せ、本当にありがたく思っています。

2019年7月3日水曜日

2019年7月13日 Jump for Joy ジャズストリートで演奏します。

お久しぶりです。
Jump for Joy がジャズストリートで演奏します。
Jump for Joyは敬和学園高校 Jazz Hornets, 敬和学園大学 Jazz QuestのOB OG 講師の先生をメンバーとするビッグバンドです。
敬和学園がジャズを始めて14年目。
デュークエリントンをリスペクトする、アコースティックジャズビッグバンド。
わたしたちが目指してきたものの最高の形をお届けします。
今年2月にアメリカ遠征を行ったメンバーが中心となります。
カリフォルニアSan Joaquin Valley Jazz Festivalで優勝し、来年、モントレージャズフェスティバルに招待されました。
敬和学園大学Jazz Questは、今年も山野ビッグバンドジャズコンテストに出場しますが、大会曲も1曲、披露いたします。

ぜひご来場ください!

時:7月13日(土)、14:00-15:00
所:Next21 6F 市民プラザにて
曲目:

Tattooed Bride
 12分の大曲です。おそらく、日本初演と思われます。
Jump for Joy
Don't Get Around Much Any More
I'm Beginning To See The Light
 以上3曲は、わたしたちのバンドが誇る歌手、ちあり・ナックが歌います。
Blood Count
 敬和学園大学Jazz Questが山野ビッグバンドジャズコンテストで演奏するバラードです。

Do it
 敬和学園高校Jazz Hornets 講師、吉田治さん作曲の大曲です。

 トランペッター外山昭彦さんのリードトランペット。セミプロフェッショナルとして東京などで活躍するJazz Hornets OB 鈴木雄太郎のソロ、Mark Marin氏のトロンボーン、わたしたちの歌姫ちあり・ナックの熱唱など、聞きどころをたくさんご用意しました。ぜひお見逃しなく!

2019年2月28日木曜日

Jazz Quest アメリカツアー

 敬和学園高等学校の卒業生、敬和学園大学Jazz Questのメンバー、そして、トロンボーン奏者のマークマリンさんと一緒に、1週間のアメリカ演奏旅行に行ってまいりました。
 演奏旅行中、San Joaquin Valley Jazz Festival に参加しました。フェスティバルですので、トロフィーや賞状などはありませんが、三人の審査員がそれぞれの団体を採点します。わたしたちは最高得点を獲得し、世界最大のジャズフェスティバルである、モントレージャズフェスティバルに招待してただくことになりました。これまでの皆さまのお支えを、心より感謝申し上げます。


 そもそもこのツアーは、定年退職を目前にしたわたくしが、30年以上敬和学園高校のホームステイプログラムを続けてきたサクラメント校外のファミリーたちへ恩返しに、音楽をプレゼントしたいということから企画しました。わたし自身、このプログラムで7回生徒を引率し、多くの友人を与えられました。

 そしてもう一つ、わたしは13年間、高校でジャズバンドの指導してまいりましたが、ジャズという偉大な音楽を生んだ国の人々に、わたしたちが極東の小さな島国にあって、いかにジャズを愛し、そこからいかに多くの恵みを与えられてきたかということを感謝を込めてお伝えしたかったのです。さらに、わたしたちはとりわけDuke Ellingtonの音楽を愛してまいりましたが、そのEllingtonが新潟地震の際、多額の義捐金を新潟に送り、その功績によって新潟の国際名誉親善大使になり、その感謝の気持ちを忘れぬよう、Duke Ellington Memorial Jazz Streetというイベントが、今も続いているということもお伝えしたかったのです。

 このツアーのため、エリントンの曲から24曲を選び、カウント・ベイシーの曲と、マリンさんの作品7曲を加えた、31曲を準備しました。

 まず19日、友人のRandy Chafin氏のお嬢さん、Nicholeの家のリビングをお借りして5時間リハーサル。敬和学園大学との交換留学プログラムで知り合った、Howard UniversityのNa'Vaughn Martinくんと初めてリハーサルを行いました。さすが音楽専攻の学生だけあって、1回のリハーサルで息もぴったり合いました。


 20日、Old Sacramentのナイトクラブ、Laughs Unlimitedにて、2回の演奏を行いました。


ここには、Randyの友人で、元ブラックパンサーという黒人公民権運動のグループに所属し、現在はアメリカ黒人の歴史と文化を教える大学教授のスタンレーさんという方も来られ、わたくしたちのスピリットとブルースを賞賛していただきました。


 21日は、Folsom High School のビッグバンドを訪問、交流を行いました。このバンドの指導者、Curtis Gaesser氏は長年の音楽教育の功績を讃えられ、グラミー賞にノミネートされたという方で、バンドも全米トップクラス。コンテンポラリーを中心とした、高校生とは思えない素晴らしい演奏を聴かせていただきました。音楽室にはトロフィーの山、山、山。5つのレコーディングスタジオが併設されており、パートごとの録音も可能。一軍、二軍、三軍まであって、熾烈なレギュラー争いがあり、生徒は必ず音楽の個人教授を受けなければ一軍に入れないそうです。三軍の生徒が、目を輝かせながら、「いつかぼくも一軍に入りたいんだ」と先輩の演奏を憧れの眼差しで見ているのが印象的でした。


 22日は休養日。23日は、車で3時間かけ、Fresnoへ。最初にお話ししたように、San Joaquin Valley Jazz Festival に参加しました。ゲストプレーヤーは、世界的トロンボーン奏者のMarshall Gilkes氏。1時間の講演を聞きました。クラッシックの基礎練習の大切さを力説され、超絶テクニックやご自身の作曲のやり方などを紹介していただきました。


 本番では、Jazz Questが、山野ビッグバンドジャズフェスティバルで演奏した、Perdido, Isfahan, Mr. Harissaに加え、Happy Go Lucky Localを演奏。全てエリントンの曲で、新潟とエリントンの深い関係と感謝もMCの中でお伝えしました。
 三人の審査員は大学のビッグバンド指導者やプロのミュージシャンでしたが、百点満点中、93, 97, 98点という素晴らしい点数をいただきました。コメントを同時録音したテープでも、絶賛していただきました。「自分もあのサックスセクションに入って演奏したい」「大学にスゥイングを教えに来て欲しい」など過分のお褒めをいただきました。
 特に評価されたのは、スゥイングでした。大会はコンテンポラリーが中心で、スゥイングするバンドが少なかったのです。わたしたちは長年スゥイングを追及してきましたので、とても嬉しかったです。それから、管のサウンドをお褒めいただきました。思うに、コンテンポラリーは響きを重視した吹奏楽奏法のバンドが多く、ジャズらしい、エッジの立った、スピード感と圧力のあるわたしたちのサウンドを高く評価していただきました。
 しかし何より、はるばる日本からやってきて、エリントンへの敬意と感謝を心を込めて演奏したことが、一番大きかったのだと思います。やはり音楽は心が一番大切だと本当に実感しました。
 大会では、ピアノの杏ちゃん(唯一の高校生)、サックスの泰くん、ドラムのもとちゃんが、「傑出した奏者」(outstanding performance)として賞状をいただきました。




 演奏後、クリニックがあり、バディー・リッチ楽団や、メイナード・ファーガソンバンドのピアニストだったMatt Harris氏に40分ほど教えていただきました。「君たちの演奏は素晴らしかった。演奏を直すところはないから、別のことをしよう」ということで、ジャズでもっとも大切なのは、「会話」conversationであるということを実演を通して教えていただきました。今度来日して、Blue Noteで演奏されるそうです。



 24日はサクラメントの仏教教会で演奏。200名以上のお客様から、スタンディングオベーションをいただきました。この教会にはアメリカ最古の日本製ピアノ(ヤマハ)があるということで、そのピアノをお借りしての演奏となりました。


 25日はサヨナラパーティー。長年海外教室でお世話になり、また今回もメンバーをホームステイさせていただいたファミリーにピザと演奏でご恩返しをいたしました。


 今回の旅で特にお世話になったのが、20年来の友人、Randy Chafin氏です。氏は、演奏先との交渉から、楽器のレンタル、練習場の手配、車のレンタルばかりか、全ての演奏と空港の送り迎えまでしてくれたのです。わたしも8日間、ホームステイさせていただきました。Randyの助けがなければ、決してこの演奏旅行は実現しませんでした。本当に感謝しています。写真はRandyと奥様のジュリーさん。


 マーク先生は、カリフォルニアに高校、大学時代の友人がたくさんおり、多くの方が大学、高校で音楽を教えています。それらの素晴らしい方々との出会いも楽しい思い出になりました。


 30年間教師を続け、13年間ジャズを教えてきた最後の時に、お世話になった全ての人たちと、全てのことがらが一つになった素晴らしい演奏旅行でした。本当にありがたく、感謝しております。

 このメンバーのほとんどが、Jump for Joyとして音楽活動を続けます。また、夏のジャズストリートでお目にかかりましょう!


2019年1月23日水曜日

Jump for Joy ジャズストリートでデビューしました

2019年、1月19日(土)新潟ジャズストリート
音楽文化会館練習室10にて、
アコースティックジャズビッグバンド、Jump for Joyがデビュー演奏を行いました。
約100名のお客様にご来場いただき、練習室10が満席、立ち見のお客様も。
感謝いたします。

わたしたちのエリントンへの熱い思いの詰まった、まだまだ発展途上ながら、精一杯の演奏をお届けいたしました。

アマチュアながら、山野ビッグバンドコンテスト2回優勝の経験を持つ、鈴木雄太郎くんの超絶技巧ソロ。

わたしたちのミュージックディレクター、マーク・マリンさんのBlack and Tan Fantazy の魂のこもったソロ。

わたくし、バリトンサックスのSophisticated Lady。背後にリードトランペットの外山昭彦さんの姿が見えます。ジャズの鬼です!リードラッパとは何か、全て音で表現して下さいました。痺れました。

そして日比野紀彦さんのソロ。素晴らしすぎます!全ての音に意味と説得力があり、しかも入魂の演奏。会場がどよめきました。

 敬愛するエリントンナンバーを終えた後、最後の曲、Time Checkが終わると、鳴り止まぬ拍手をいただきました。そして、アンコール。
 その結果、時間を10分オーバーしてしまいました。次団体の方々に多大なご迷惑をおかけしました。重大なマナー違反。反省しております。以後気をつけます。本当に申し訳ありませんでした。

 お客様の大きなご声援。それでも、反省材料のたくさんある演奏会でした。次回、夏のジャズストリートでは、数段パワーアップし、よりよい演奏をお届けいたします。わたしたちは、一生努力と精進と研究を続ける所存です。
 またのお越しをお待ちしております。
 ご来場、まことにありがとうございました。
 最後になりますが、写真を撮っていただいたのは、友人の小林雅博さん。素晴らしい写真をありがとうございます!