2012年7月16日月曜日

ジャズクリニック

去る7月14日、敬和学園高等学校のチャペルにて、新潟ジャズストリート実行委員会主催のスチューデント・ジャズ・クリニックが行われました。
講師は、辰巳哲也オクテット(八重奏)の皆さん。素晴らしいクリニックでした。
バンド全体のクリニックでは、弱音(ピアノ)の演奏について深く学びました。日本の特に、学生バンドはmfの音が大きすぎる。mfは演奏の基本の音ですが、それが大きすぎると言うことでした。その原因は、アンプを使う楽器の音が大きすぎるためで、その結果、全ての楽器の音量が大きくなりすぎたのです。その結果、ffが全然大きく聞こえない、という結果になってしまいます。ビッグバンドの醍醐味は、ppとffの落差の大きさです。これが損なわれてしまうのです。ppを演奏するために必要なのは、ffを演奏する時以上の体の支えです。ビッグブレス(大きな息)をとって、完璧なアンブッシュアで、タイミングを遅らせずにppを演奏するのは実に難しいのですが、これが絶対に必要なのです。
しかし、この日、わたしたちは以上の意味を本当には理解していませんでした。本当の意味でそれを理解するには、翌日のオクテットの皆さんの演奏を聞くまで待たなければならなかったのです。そのご報告は次のブログでいたします。
リーダーの辰巳哲也さんは、「伝えたいことが山ほどあるから」ということで一日早く新潟入りして、特にアドリブ(インプロビゼーション)についてクリニックして下さいました。「ぼくは教え魔なんです」と笑っておられましたが、実に気さくな誠実な人柄で、生徒たちも大好きになりました。オクテットの皆さんは、それぞれに本当に人柄が素晴らしく(もちろんジャズの演奏も!)生徒達はクリニック終了後も、先生方を捕まえて、熱心に質問をしていました。いやあ、いい日でした!!
サックスは渡辺恭一さんと長島一樹さんが教えて下さいました。

トロンボーンは、フレッド・シモンズさんが講師。どんなときでもアンブッシュアをしっかり作ること。唇だけでBbの音を出せるようにし、音を作るのはマウスピースではなく、唇であることを意識すること。常に、スケール練習をする時も、音楽的に美しく演奏することを心がけるようにと教えて下さいました。

ギター講師は駒村光さん。ジャズギターの魅力で生徒たちをとりこにしました。

トランペットは辰巳哲也さん。理論家ですが、何より「伝えよう」という意思が明確で、とても分かりやすい説明なのです。アメリカでは普通に行われているジャズの分かりやすい説明が、日本では難しすぎるか、職人芸のようになっていることに対して一石を投じたいという意気込みがひしひしと伝わります。
ピアノ講師は八木隆幸さん。ダンディーな先生で、生徒が感激していました。

ベース講師は芹沢薫樹さん。ドラム講師は諸藤一平さん。グルーブについて講習して下さいました。

トロンボーンセクションとフレッドさん。

五十嵐中学BBの皆さんと、辰巳さん。

先生方、ありがとうございました!!!

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