新潟市にあるキリスト教主義学校、敬和学園高等学校のビッグバンド、Jazz Hornetsと敬和学園大学Jazz Questの卒業生、そしてその指導者と講師で作った社会人ビッグバンド、Jump for Joy の活動を紹介するブログです。バンドのコンセプトは、デュークエリントンをリスペクトするアコースティックジャズバンド。キリスト教の精神である喜びと感謝の気持ちをもって、みなさまに幸せをお届けしたいと願っています。 God loves us. All of us. Everything he gives us is good for us. Happy times, sad moments, joy and sorrow, he gives them for our sake… even death. That’s the reason why we "Jump for Joy."
2008年8月30日土曜日
新潟バイキング ハナコ、メグミ来校!
2008年8月25日月曜日
Student Jazz Live in Niigata 2008
おかげさまで盛況のうちに終了いたしました。
五十嵐中学校の熱演、新津第五中学校の1,2年生バンドによる初々しく楽しいステージ、そしてわたしたちも一生懸命演奏いたしました。
あいにくの雨の中、大勢の皆さんにお運びいただき、敬和学園のチャペルは、幸せなジャズの空間となりました。
駐車場係をしてくださった五十嵐中学校の保護者の皆様、受付をしてくださったニシムラさん、アベさん、ありがとうございました。
固いベンチの椅子に、3時間座りっぱなしで応援してくださったお客様、本当にありがとうございました。
わたしたちは、新潟ジャズ・ストリートでは演奏できなかった、I Wish, Satin Doll を加えて、10曲、演奏しました。特に、コンクールで金賞をいただいた Strike Up The Band と、死にものぐるいで練習した、難曲、Time Check には大きな拍手をいただき、感激しました。
駐車場整備や、会場、プログラム、司会など、主幹校としての役割を何とか果たすことができました。皆様のご協力に感謝いたします。
卒業生の37回生、コヤナギチヒロ先輩、応援ありがとうございました!チヒロ先輩は、本当に足しげく応援に来ていただき、いつも感謝しています。
38回生の、ヤマグチユリとミツマくんも応援に来てくれました。ユリは現役時代、トロンボーンでしたが、現在は大学のオケでコントラバスを弾いているそうです。写真はユリに撮ってもらいました。ありがとう!ミツマくんの声援に励まされました。一番前の席でノリノリで聴いていてくれるのがありがたかったです。終演後、「お前らサイコー!」という言葉をくれました。
ジャズの歴史60年を誇る新発田高校からも、3名の生徒さんが遊びに来て下さいました。昨日はイベントで演奏、明日からは夏季講習ということで今回は参加していただけませんでしたが、ぜひ今度は一緒に演奏しましょうね!
不思議な縁で結ばれたコンサートでもありました。松村先生のあと、五十嵐中学の顧問をなさっているカタノ先生は、なんとお嬢様二人とも敬和学園の卒業生。同じ五十嵐中学を指導されているプロのドラマー、サワノ先生も、なんと二人のご子息が敬和学園の卒業生なのでした。そして、23回生の器楽部OBで、現在東京でミュージシャンとして活動しているサカキバラくんは、敬和在学中、サワノ先生にドラムを3年間習っていたのでした。音楽の縁、人の縁。不思議なつながりがあるのですね!もう一つ。五十嵐中学の部長、フカタキさんのお父様は、敬和学園の先生なんです。マツムラ先生が転勤後、部活をまとめ、この日、3年生最後のステージを立派に務め上げましたね。ごくろうさま!コンサート後は別室に集まって、涙の引退式もありました。
自己実現と共生。これは教育にとって欠かすことのできない要素ですが、ジャズのアドリブは自己実現。そしてアンサンブルは共生です。ジャズの演奏を通して、子どもたちが大きく成長するのが分かります。
新潟県の学生ジャズがこれからも続いてゆけるように祈ってやみません。
これからも応援をよろしくお願いいたします!
2008年8月23日土曜日
いよいよ明日、Student Jazz Live です
ずっと外で練習しています。
外での練習はすごく良いですね。
「ドラゴンボール」という漫画がありますが、重力が4倍の部屋で修業するようなものです。
分かりにくかったでしょうか?陸上で言えば、高地トレーニングのようなものですね。
自分の楽器が鳴っていないような気がします。
無理に大きな音を出そうとすると疲れます。
音の出と終わりが揃っていなければすぐに分かります。
縦が揃っていなければ、音が小さくなって聞こえなくなります。
音価どおりしっかり伸ばしていないと、残響がないので、ブツブツに切れて聞こえてかっこ悪いです。
しばらく外で練習していると、人間の耳は自然と調節するのでしょうね。
自然と、無駄な力が抜けてゆき、いい感じで楽器を鳴らすようになります。
縦を揃えるようになります。
音価どおり音を伸ばすようになります。
数日すると、中で聞いているのとそん色ない演奏になってきます。
その状態でホールで演奏すると、すごく楽に演奏できるようになります。
問題は、
日射病に注意!
女の子は日焼けに注意。
他の部活や先生方からの苦情。(うるさい!)
楽器に悪そう。(しかし、Big Bandは木製の楽器がコントラバスしかないので助かります。)
一昨日、卒業生のミツマくんが、明治大学のBig Band 仲間2名と一緒に遊びに来てくれました。
明治大学は今年の山野のコンテストで6位。学生Big Band 屈指のバンドです。
明治大学のバンドは、明治大学の学生でなくても入れるそうで、ミツマがメンバーになったのは、先日ご紹介したとおり。その友達2人と来てくれたのです。
大学生のバンドは、ほとんど、1軍と2軍に分かれているそうです。
2軍ですと、わたしたちのバンドとほとんど同じようなものだとのこと。
しかし数年たつと、あの神のような領域に到達するのです。
やはり一流のバンドに入ると、すばらしい勢いで成長してゆくのでしょう。
それは、目指しているものが違うからでしょうね。
部長のチバがあこがれているトランペッター、オザワさんの話もたくさん聞きました。
(部長は感激!)
ダブル・ハイ・ベー(トリプルだったかな?)を出すと決心したオザワさんは、とある合宿中、一日12時間、5日間ずっとその練習だけをし、最後の日にダブル・ハイ・ベーを出した途端、唇から血が噴き出したそうです。
すごい根性ですね!!
ミツマもお二人の友達もまだジュニアバンドだそうですが、彼らがレギュラーバンド入りしたら、敬和学園のバンドと交流させて下さいね!とお願いしてお別れしました。
それから山野のコンテストの現状を聞きました。
今は、コンテンポラリーと言って、現代音楽のような実験的な音楽が主流とのこと。
明治大学を含めた数校しか、4ビートをやっていないそうです。4ビートでは勝てないとのことです。
音楽は進歩するものです。だって永遠にベイシーとバディ・リッチをやる訳にはいきませんからね。
でも、進歩しすぎると一般の方の支持を失ってしまうのも歴史が証明しています。
ビッグバンドの基本はエンターテイメントだと私は思います。
ノリがあって、聴くと一日がハッピーになる。その基本線は失って欲しくないなーと思いました。
だって、ジャズが、スィングからビ・バップ、ハードバップ、モード、フリーへと進化してゆき、最終的にはジャンルとしての衰退を迎えましたが、その一方で、ベイシーバンドがずっと自分たちのスタイルを貫き通していたんですよね。
ぜひ来年は聴きにいかなければ!とも思いました。
それでは明日、お会いできるのを楽しみにしています。
2008年8月9日土曜日
アルビレックス
また、11月3日(月)文化の日には、新発田市五十公野(いじみの)公園サッカー場にて、アルビ・レディースの試合が行われますが、こちらの方は、サッカー場にて前座の演奏をさせていただけることになりました。
ありがたいです。一生懸命、選手の皆さんの元気が出るように演奏したいと思います。
先日、ジョニー・ホッジスのアルバムを聴きました。そこで、Satin Doll のアドリブを聴き、とても勉強になりました。音数は決して多くないのですが、悠然と、完全に曲の流れにのって吹いています。歌心があるんですね。それなのに、コード進行はしっかりと押さえられている。しかもあの音色です。ぜひ、部員たちにもフィードバックしてあげたいな、と思いました。
20日まで練習はお休みですが、部員たちはいろいろな敬和学園の夏のプログラムに参加しています。「広島碑巡りの旅」(被爆者の方々から被爆体験を聴く旅)、「韓国スタディーツアー」(日韓の歴史を学ぶ旅)、「アメリカ海外教室」(ホームステイのプログラム)など。いろいろな経験をして、人間的にもおおきく成長し、演奏にも反映させてもらいたいなと思っています。
私は毎日海辺で練習しています。サックス、トランペット、トロンボーンと忙しいのですが、ここなら誰の邪魔にもなりません。部員諸君も自主練習、がんばってますか?20日からまた走りますよ!
写真は一昨年、同じく五十公野の試合場でアルビ・レディースの前座で演奏した時の様子です。
2008年8月7日木曜日
中型免許限定解除しました
Jump for Joy 第38回新潟ジャズストリート演奏
去る1月18日、新潟ジャズストリートにて、Jump for Joy第3回の演奏を行いました。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございます。 今回はリードアルトサックスに、吉田治さんをお迎えしました。 私の人生で、最も素晴らしい時間でした。こんな素晴らしい時を、愛...
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Jump for Joyは、「新潟の国際親善名誉市民Duke Ellingtonをリスペクトする、敬和学園高校、大学、新潟ジュニアジャズオーケストラOB OG 指導者からなるビッグバンド」ですが、今年の夏、嬉しいことが二つありました。 まず、敬和学園大学Jazz Quest...
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去る7月14日、敬和学園高等学校のチャペルにて、新潟ジャズストリート実行委員会主催のスチューデント・ジャズ・クリニックが行われました。 講師は、辰巳哲也オクテット(八重奏)の皆さん。素晴らしいクリニックでした。 バンド全体のクリニックでは、弱音(ピアノ)の演奏について深...
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7月15日の新潟ジャズストリートで、前日、学生ジャズクリニックを行って下さった辰巳哲也オクテットの皆さんの演奏を皆で聴きました。素晴らしかった!という言葉では表現しきれませんので、かなり長くなりますが感想を書かせていただきます。 まず、生徒達全員50名、ジャズを始めて3ヶ月...