魚市場が即席のライブ会場に早変わり。信濃川のほとりの最高に雰囲気のある素晴らしい会場での演奏。楽しかったです!
新潟を代表するRiverside Jazz Band, Blue Note Jazz Orchestra, そしてフランスはナント市から来られた、ブルース歌手のフィリップ・メナールさん。そして渡辺貞夫さんとずっと演奏をしてこられたベーシスト、鈴木良雄さん率いるコンボ、Bass Talkのみなさんという、きら星のような素晴らしいミュージシャン達と共演させていただくという、貴重な、貴重な体験をさせていただきました。勉強になることが山程有りました。
リバーサイドのみなさんからは、なんとデキシーランドジャズの楽譜を数十曲分いただきました。わたしたちの目標でもあるブルーノートのピアニストの方からは、「カッコ良かったよ!」と言葉をかけていただきました。Bass Talkのフルート奏者、井上さんには、わたしたちのバンドのフルート担当、ニノセがアドバイスをいただきました。同じくパーカッションの岡部さんからは、わたしたちのドラマー、ユウくんに、アドバイスをしていただきました。このように大人の一流のミュージシャンの方々に可愛がっていただき、育てていただいているのだなあ、と本当に感謝のひとときでした。
新潟市のシライさんも色々な場面で、「今度は~と共演させたいな。今度は~と演奏させたいな。一杯吸収してほしいな!」と学生ジャズを応援して下さっているのです。長沢先生にしてもなお・さいとう先生にしても、みなさん手弁当で応援して下さいます。先日など、長沢先生から長文のメールをいただき、サックスのリードの比較などを教えて下さいました。みなさん、本当に本当にありがとうございます!
一曲目にChannel 1 Suite を演奏し終わった時、会場から割れるような拍手をいただきました。これでアドレナリンが一気に噴出して、ノリノリの、楽しいステージになりました。無事に前座の役割を果たせて良かったです。
大人やプロの演奏はどれも素晴らしく、勉強になりましたが、特に印象に残ったことを書かせていただきます。
Bass Talkの幻想的な、リリックな世界。ジャズにはこういう表現もあるのか…と感激しました。パーカッションの岡部さんが「世界を作っている」ところが素晴らしかった。フルートの井上さんのフルートに対する愛がすごかった。エアリードの楽器について知り尽くしている、あるいは古女房のように、馴染み尽くしている感じとでも言えばいいのでしょうか。プラスチック製の縦笛(小学校で使っているやつ)の音色が半端なく良いのです。これはすごかった。
しかし、一番感動したのは、Bass Talkがアンコールで、普通の4ビートのブルースを演奏した時です。何の変哲もない4ビートがむちゃくちゃカッコ良かった!シンバルレガートとベースウォーク。これだけで、もうウキウキするような世界が生まれているのです。
「ビッグバンドは音圧や!」という感じで頑張っていますが、普通の4ビートをカッコ良く演奏したいな!と深く思わされました。
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