新潟市にあるキリスト教主義学校、敬和学園高等学校のビッグバンド、Jazz Hornetsと敬和学園大学Jazz Questの卒業生、そしてその指導者と講師で作った社会人ビッグバンド、Jump for Joy の活動を紹介するブログです。バンドのコンセプトは、デュークエリントンをリスペクトするアコースティックジャズバンド。キリスト教の精神である喜びと感謝の気持ちをもって、みなさまに幸せをお届けしたいと願っています。 God loves us. All of us. Everything he gives us is good for us. Happy times, sad moments, joy and sorrow, he gives them for our sake… even death. That’s the reason why we "Jump for Joy."
2018年10月28日日曜日
第42回太夫浜コンサート
10月26日、わたしたちの定期演奏会、太夫浜コンサートを開催しました。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました!
外山昭彦さん、吉田治さん、宮澤裕行さん、日比野則彦先生、マーク・マリンさんという豪華なゲストと、OB OGバンドのみなさん、敬和学園大学 Jazz Quest のみなさんをお迎えして、素晴らしいコンサートとなりました。
このコンサートをもって、49回生が引退しました。
朝も昼も夜も練習を欠かさず、素晴らしいピアニストに成長したゆきほ。二年生の時に3ヶ月近く休部しましたが、復活して副部長に。リズムセクションのリーダーとして、下級生ばかりのセクションを立派に成長させてくれました。
姉二人がJazz Hornets。トランペットのしょうきは、初心者で始めました。コンクールまで高音が出ず、涙を飲みましたが、この日、素晴らしいハイトーンを響かせることができました。朝も昼も夜も練習一筋。とうとう努力が実りました。
さちかも初心者でトランペットを始めました。トランペットは演奏できるようになるまで3年を要する難しい楽器です。さちかも朝も昼も夜も練習を続けました。クルージンのソロは、マルサリスを彷彿とさせる素晴らしい内容でした。
のりもトロンボーンを初心者で始めました。最初は楽譜も読めないどころか、ドレミすら分からなかった。仲間のトロンボーンが次々と退部してしまい、3年生が一人になってしまいました。大変だったことでしょう!よく頑張りましたね!
かほはクラリネットとサックスを担当。可愛らしい女の子に見えますが、根性がありました。難しいソロはほとんど担当。全てを暗譜して堂々と演奏しました。クラリネットのソロでは大人を泣かせるほどの表現力でした。司会も歌もダンスもこなす、万能選手でした。
まいかも努力家でした。サックスセクションの中では一番下手くそで、泣きながらみんなについてゆきました。そしてSnakesやCruisin'など、全ての難しいサックスソリを吹きこなせるようになりました。最後にQueen Bee のソロを担当。きみの天真爛漫な性格は、部活動の癒しでした。
あゆみはバリトンサックスの名手。クールな表情とは裏腹に、ものすごく負けず嫌い。その性格で、成績は3年間常にトップクラス。英検2級も合格。進路も実現し、そして最後にミンガスのMoanin'のロングソロを、CDから耳コピして堂々と演奏しました。
お姉さんがJazz Hornetsだったアルトサックスあん。部長、1年間お疲れ様でした。常に一番上手で、ソロも担当。のんびりした性格なのに、指は高速回転。よく部活動をまとめ、その結果、ステラジャム自由曲優勝という、部活初の快挙をなしとげてくれました。
49回生は、8人しかおらず、性格も地味で友達も少ない(笑)。どうなることかと心配しましたが、最終的にはJazz Hornets史上で最高の演奏ができるようになりました。本当によく頑張りました。ありがとう!
そして9人目に引退するのが、わたくし辻元です。13年間Jazz Hornetsを指導しました。コンサートには、たくさんのOB OGが来てくれて演奏を披露してくれました。立派な演奏を聞いて感無量でした。13年間、色んなことがありました。いまはただ、苦しいことも含めて全てが楽しかった。これまで支えて下さった多くの方々、生徒のみなさん、お客様、ありがとうございました。
講師の先生方のバックで、Star Crossed Loversのソロを、これまでお世話になったみなさん、お客様への感謝と愛を込めて、演奏させていただきました。最高の花道となりました。ありがとうございました。
最後になりますが、コンサートを支えてくれたボランティアスタッフの皆さん、ありがとう!太夫浜コンサートはみなさんのご協力がなければ出来ません。みなさんの存在が、あの暖かい雰囲気を作り出してくれているのです。スタッフには多くのOBも協力してくれました。卒業後も手弁当で頑張ってくれました。本当にありがとう。そしてスタッフをまとめてくれ、裏方の統括として常にバンドを支えて下さった、佐藤先生、ありがとうございました。
この世の全てのものを支配する大きな存在があると信じています。その方が、わたしたち一人一人を大切に見守っていてくださる。そのような存在に愛されて、辛く苦しいことも含めて、全てが必要なことであったと感じております。どうか皆様もそのような愛の中にあって、これからも楽しく、機嫌よく過ごされますよう、お祈りいたします。
これからは村田茜がバンドを率いてまいります。今後も変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。
終演後、OB会をいたしました。全国から50名以上の懐かしく、大切な人たちが集まってくれました。わたしが引退しても、このつながりを大切にして、良い時も悪い時も、支え合って欲しいと願っています。人生に悪い時はかならずあるものです。それは決して恥ずべきことではありません。良い時もあります。それは決して自慢するべきことではありません。ただ、喜び、感謝して、仲良くしてほしいと思っています。
それではみなさま、重ねて感謝を申し上げます。ありがとうございました!そして、ごきげんよう!
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