7月17日(火)、新潟市立特別支援学校を訪問し、演奏と交流をさせていただきました。この日の演奏は、辰巳哲也オクテットの皆さんに教えていただいたことをしっかり意識して、今までとはひと味もふた味も違う、良いアンサンブルをお届けできたと思っています。
特別支援学校の訪問をしていて、手前味噌ですが、あらためて敬和学園高校の持つ教育の力というものを実感しましたので、少しお話しさせて下さい。
敬和学園はキリスト教主義の学校で、全ての人間には決して他の人が付け加えたり減らしたりできない、存在そのものの価値がある、ということを真剣に考えている学校です。その校風の中で、生徒たちは多様性に対して寛容で、素直な、純真な生徒が育ってゆきます。
演奏後の交流は、学年別に行われます。その様子を見ていますと、1年生は初め緊張気味でスタートし、最後には気持ちもほぐれてくる、という経緯を辿ります。
2年生は、2回目ということもあり、何とか特別支援学校の皆さんと楽しく過ごそう、盛り上げようという努力の姿が見られます。
3年生の交流の様子は全く違います。そこでは障害のあるなしを感じさせません。まるで古くからの友人同士が、普通にひとときを過ごしているかのようです。
これってすごいことだなあ!とわたしは感動してしまうのです。
写真は最後の特別支援学校訪問演奏を終えた3年生の姿です。気負いのない笑顔がすてきですね!
新潟市にあるキリスト教主義学校、敬和学園高等学校のビッグバンド、Jazz Hornetsと敬和学園大学Jazz Questの卒業生、そしてその指導者と講師で作った社会人ビッグバンド、Jump for Joy の活動を紹介するブログです。バンドのコンセプトは、デュークエリントンをリスペクトするアコースティックジャズバンド。キリスト教の精神である喜びと感謝の気持ちをもって、みなさまに幸せをお届けしたいと願っています。 God loves us. All of us. Everything he gives us is good for us. Happy times, sad moments, joy and sorrow, he gives them for our sake… even death. That’s the reason why we "Jump for Joy."
2012年7月18日水曜日
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1 件のコメント:
お役に立てたようで何よりです。こちらのメンバーもみんな喜んでいますよ。
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