震災にあわれた方々にお見舞いを申し上げ、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
毎日胸の痛むような報道で、心沈む毎日です。新潟はどうですか?というお尋ねもありましたので、ご報告いたします。
震災当日、新潟は長い、ゆっくりとした揺れがあり、船酔いのような気持ちになるほどでした。あまりにも長かったので、部員達はプレハブの部室から一時避難しました。その後、練習を続けておりましたが、電車が全て止まったことが分かり、先生達で手分けして生徒を送り届けることになりました。
県外から来ていた寮生の部員は、原発の心配やガソリンが手に入らないことなどもあり、次々と自宅へ戻りました。残された通学生と一部の寮生も、予定より早く3月15日には部活を終了しました。
OBでは、38回生のハナコと連絡がしばらくとれず、同級生なども胸がつぶれるような日々をすごしましたが、無事が確認でき、ほっとしているところです。あの胸つぶれるような気持ちをまだずっと持ち続けている皆さんがおられると思うと言葉もありません。
新潟も計画停電をするということでしたが、昨日は節電の効果もあり、延期となりました。スーパーにはインスタントラーメンや米などが見当たらなくなりました。一人で米を何袋も買う人や、ラーメンを根こそぎ買ってゆく人もあるということです。ガソリンは、一人10リットル~20リットルの制限がかかっています。
それでも海外のメディアでは、日本人が震災下、暴動も略奪も起こさず、秩序を保っていることに驚嘆の声が上がっているそうです。普段は市場主義原理万能の世界ですが、震災の中で共同体の原理が息を吹き返し、人間性の美しい面が現れてきているように思います。わたしたちも、いつか、被災された皆さんが元気になっていただけるように、演奏ボランティアなどさせていただきたいと思っています。
新潟市にあるキリスト教主義学校、敬和学園高等学校のビッグバンド、Jazz Hornetsと敬和学園大学Jazz Questの卒業生、そしてその指導者と講師で作った社会人ビッグバンド、Jump for Joy の活動を紹介するブログです。バンドのコンセプトは、デュークエリントンをリスペクトするアコースティックジャズバンド。キリスト教の精神である喜びと感謝の気持ちをもって、みなさまに幸せをお届けしたいと願っています。 God loves us. All of us. Everything he gives us is good for us. Happy times, sad moments, joy and sorrow, he gives them for our sake… even death. That’s the reason why we "Jump for Joy."
2011年3月17日木曜日
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Jump for Joy 第38回新潟ジャズストリート演奏
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