2012年2月25日土曜日

五泉市 いずみ幼稚園訪問 大冒険

去る2月18日土曜日、五泉市いずみ幼稚園で演奏させていただきました。このレポートの副題は「大冒険」です。
今年、新潟は記録破りの豪雪ですが、この日の朝も大雪。朝7時頃バンド・マネージャーのミノリから携帯電話に第1報が入ります。「市バスが不通で、寮生が新潟駅まで来られません!」終わったな、と思いました。
しばらくして第2報。「通学生を迎えに出るスクールバスに乗せてもらえたそうです!」奇跡の予感がしました。
新潟駅に到着したものの、今度は第3報。「JRが動いていません!」五泉駅は、JR新潟駅から40分ほど福島方面に走った所にあります。そのままJRで待機せよ、との指令を出しました。
一方、いずみ幼稚園。わたしが到着したのは8時15分ほど。その時は、園長先生と奥様が園の雪かきの最中でした。園はまさに雪の中に埋もれているという感じでした。開演は10時。8時半に五泉駅集合でしたが、車でやってきた生徒や、別方面からやってきた生徒が5名しかおりません。それでもリハーサルを始めました。
リハーサルをしていると、幼稚園の先生から、「なんとか新津駅まで来ていただければ、保護者の皆さんで手分けして運びます」とのお申し出をいただきました。新津駅は、新潟駅と五泉駅のほぼ中間にある駅です。早速新潟駅待機の生徒に電話をし、何とか新津駅までくるように言いました。「駅員さんと相談します!」というミノリの言葉。しばらくして、不通の路線を回避して、長岡行きに乗って新津途中下車ができるという第4報。続いて、「列車は遅れていますが、とにかく列車には乗り込みました!」の第5報。やがて、「列車が動き出しました!」の第6報が入り、幼稚園の先生に申し上げると、幼稚園側も早速保護者の方々に電話をして、新津駅に向かっていただきました。三十分ほど経って、「新津駅に着きました!」の第6報。引き続き、「保護者の方に会えました!」の第7報。その頃には、園児や保護者の方々が園に集まり、会場に入場し始めていました。
とうとう全員が到着しました。雪の中、小さな体に大きな楽器を抱えて。寮生は朝の5時起床でしたから、5時間かけての到着です。よく頑張ったね!到着したのは開演予定時刻の10時。チューニング5分と、簡単なリハーサルを行い、10時10分、10分遅れで演奏会をスタートさせることが出来ました。
会場では懐かしいOBや、在校生、様々な方々に応援していただき、本当に楽しい演奏会を行うことができました。昼食までいただき、本当に色んな方々のお支えがあって演奏活動が出来るのだなあと、感激しました。写真は、演奏後、園児達が歓迎の歌を歌ってくれているところです。かわいかった!こんな風に喜んでいただき、また多くの方々とのふれあいを通して、わたしたちは演奏面でも精神面でも大きな恵みをいただき、成長させていただいているのだと、つくずく感じます。
何度ももう駄目だ!と思った一日でした。それでも、奇跡のように、そして園のみなさんの暖かい心によって、困難を乗り切って演奏することができました。今から思っても夢のようです。
ところがこの日、まだトラブルは終わっていなかったのです。
この日の夕方、あのサックス奏者、マルタさんのクリニックを新潟で受ける予定になっており、その後、Up Beat Jazz Orchestra35周年記念コンサートの前座を務めさせていただくことになっていました。ところが、頼みのファースト・トロンボーンくんが欠席で連絡がつかない状況になっていたのです。この日、Count Bubba's Revengeを演奏予定で、この曲には各セクションの超難易度の高いソリがあることから、ファースト・トロンボーンなしでは絶対に演奏が行えないのです。
という訳で、マルタさんのクリニックと前座演奏をどうしのぐか?豪雪を乗り切った直後、Jazz Hornets始まって以来の大ピンチです。
続きは次回のお楽しみです。

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